「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/06/01

ほつれ髪の女

涼しくて良く眠れ過ぎて、寝坊。 いつもの朝食のあと、慌ててお弁当を作って出勤。 特に慌てる必要もないのだが、何だかあたふたしてしまって、 うっかり、ねこふんじゃった。 それでも出勤したらオフィスに一番乗り。 と思ったら、デスクの下で寝ている社員がいた。 昼食は持参のお弁当。 キャベツとハムのケチャップ炒め、半熟茹で卵、 菠薐草のおひたし、新玉葱の酢漬け、昆布の佃煮、御飯。 夕方退社して、蕎麦屋で季節の天ざるの夕食。 そのあと、渋谷に移動。

渋谷の Bunkamura で 「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」 を観る。 ダ・ヴィンチの絵も良かったが、十五、六世紀あたりの本が展示されていて興味深かった。 五百年前の本は残っているけれど、 これから五百年後のデジタルデータは残っているのだろうか。 全部残っていて、そのあまりの膨大さに困っているのだろうか。 それとも、貴重なものだけが残っていて、 残っているが故に貴重なのだろうか。 または、 時の流れに篩にかけられることもなく、 どれも事実上無意味なデータなので、かえりみられることもないのだろうか。 それとも、何か素晴しい情報処理手段を見つけているのだろうか。