「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/06/16

本と野菜

昨日は 9 時頃に眠くなってそのまま寝てしまった。 軽く 10 時間ほど寝て、起床。 珈琲で目を覚ましてから、朝食の支度。 鮭そぼろ、蕪の糠漬、豆腐と白葱の味噌汁、御飯。 午前中は一週間の反省と来週の計画を立てたり、 朝風呂に入ったり、本を読んだり。 「ヴィルヘルム・マイスターの修行時代」(ゲーテ著/山崎章甫訳/岩波文庫)、読了。 切れ切れに読んでいたせいか、もう一つ乗れなかったなあ。

昼食は、カレーライスに半熟茹で卵乗せ、新玉葱のピクルス。 amazon から、 テューリングの伝記 "Alan Turing: The Enigma"(A.Hodges 著/Vintage), テューキーのデータ表現の教科書 "Exploratory Data Analysis"(J.W.Tukey 著/Addison Wesley) が届いたり、実家から庭や畑で作った野菜が届いたり。 本も野菜も一人では消費し切れないほど届くのだが、 本の方は自業自得だ。 そして、また寝る。昼寝を二時間ほど。

夕食の支度。 鰤の照り焼き、冷やしトマト、冷奴、素麺。 夜は「自由論」(ミル著/斉藤悦則訳/光文社古典新訳文庫)を読んだり。 「かつての時代においては、人と異なる行動をとるのは、 それが普通より優れているのでなければ意味がなかった。 しかし、現代においては、大衆に順応しない実例を示すこと、 慣習に膝を屈するのを拒否すること、ただ単にそれだけでも意味がある。 世論の専制は、変わった人を非難するものだ。 だから、まさしく、この専制を打ち破るために、 われわれはなるべく変わった人になるのが望ましい。……」(同書pp.163)。 うーむ、私は自他ともに認める常識人なのだが、 ちょっとは意識的に変わった人になるよう目指した方が良いのかも知れない。