昨夜は食べ過ぎたので、珈琲とヨーグルトだけの朝食。 朝風呂に入って、湯船で 「バベル−17」(S.R.ディレイニー著/阿部宏之訳/ハヤカワ文庫SF) を読む。 昼食は葱とじゃこ入りの卵焼きの残り、目刺し、長芋のとろろ御飯、大根の千切りの味噌汁。 午後も「バベル−17」を読んだりして、閑暇の内に過す。
謎の言語の探索に向かう宇宙船「ランボー号」が最初のトラブルに巻き込まれ、 天才的な暗号解読者でもある詩人リドラ・ウォンの閃きで切り抜けるところまで。 地球の周囲を周っている宇宙船の位置が分からなくなるのだが、 宇宙船中心の無重力室で複数のビー玉を浮遊させて、その軌道から地球の方向を知る。 リドラは侵略者たちの謎の言語「バベル−17」を解読しつつあり、 この言語では「大円」という語そのものに「互いに交差する最大の円」という情報が含まれているため、 ビー玉のアイデアを思いつけた(と言うよりも、直ちに「知る」ことができた)のである。 究極の普遍言語「バベル−17」の片鱗が示される印象的なエピソード。
お風呂に入ってから夕食の支度。またピェンロー。鍋のあとは雑炊。シャブリを少々。