「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/05/07

デモクリトスと量子計算

眠い。まだまだ寝ていたい。 だが、簡単な朝食を済ませ、豆御飯のお弁当を作って出勤。 午前中は主に推敲作業、午後は定例のミーティングなど。

記事推薦の某 G 社の騒動がちょっと話題に。 私が思うに、切っ掛けの記事はセンセーショナルな見かけの割に、 特に何でもなかったと思うのだが、 若者たちのベンチャーなのでこういうことの対処にも不慣れで、 状況を悪化させてしまったようだ。 これに挫けず、この分野の先頭で我々に背中を見せ続けて行って欲しい。 出る杭は打たれる、という嫌な言葉を久しぶりに思い出す、後味の悪い話題だった。

夕方退社。 気温がかなり下がっている。風も強い。 夕食はプチトマト、カレーライス、人参と新生姜の漬物、林檎を一つ。 "The signal and the noise" (N.Silver 著/Penguin) がまだまだ読み終えられそうにないのに、タイトルに魅かれて、 つい、 "Quantum Computing since Democritus" (S.Aaronson 著/ Cambridge) を買ってしまった。