「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/05/20

ヨーロッパ仕込み

今日も雨になりそうだ。 低気圧のせいで調子も低め安定。 猫は食事のあと熟睡している。 猫の睡眠を邪魔しないよう静かに朝食をとり、 お弁当を詰めて出勤。 猫が寝ているのが膝の上ででもあったとしたならば、 「猫を起こすにしのびなくて」と言って仕事を休み、 さすが聖人君子という評判を得られたのだが残念だ。

雨の月曜日らしく、おっとりと地味にお仕事。 午後も、おっとり地味に過ごして、夕方早めに退社。

まず、お風呂に入って湯船で読書。 「群集心理」(G.ル・ボン著/櫻井成夫訳/講談社学術文庫) を読んで、群集への恐怖感を新たにする。 のち、夕食の支度。 冷奴(茗荷、生姜、大葉)で冷やの酒を五勺ほど。 時鮭のアラを焼き、ピーマンとじゃこ炒め、卵かけ御飯、油揚げと大根と細葱の味噌汁。 食後にパウンドケーキを一切れと、薄くいれた珈琲。

ところで、 ケーキの類をスプーンで食べる人を見ると、「あ、実はヨーロッパ育ち?」と思う。 紅茶のティーバッグをカップに入れたまま飲んでいる人も。 特殊な例ばかり目にして出来た偏見だろうか……。 実際、人に話しても、あまり共感は得られていない。