「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/05/31

「特別料理」

急に気温が上がった。 でも、まだ湿度は低いので、過し易い。 あれこれ遊んでいるうちに夕方になった。

帰宅して、お風呂に入る。 湯船の読書は 「16品の殺人メニュー」(A.アシモフ他編/東理夫訳/新潮文庫) より、 スタンリー・エリンの「特別料理」。 この他にも有名作品としては、 ロアルド・ダールの「おとなしい凶器」とダンセイニ卿の「二本の調味料」が入っている。 これを出しておけば誰も文句はつけない名作中の名作の三品だが、 平凡な選択ではある。 しかし、名アンソロジストとして知られたアシモフ達と言えども、 この三つを外すことはありえなかったのだろう。 ダールは傑作「味」でも良かったかも知れないが、 そこは好み、あるいは、コースの中の調和というものがあるので、 一概には何とも言えない。

湯上がりに、冷えたビールを飲みながら、 「おとなしい凶器」を読む。 そのあと、蕎麦を茹でて、盛り蕎麦に大葉刻み。