「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/05/05

豆御飯

いくらでも眠れるなあ。 寝過ぎたので、朝食は珈琲とヨーグルトと自家製の苺ジャムだけにして、 洗濯を仕掛けたのち、朝風呂に入る。 湯船の読書は "The signal and the noise" (N.Silver 著 / Penguin). 昼まではお仕事。

昼頃、実家から荷物が届いた。 母の手製の稲荷寿司の他、 実家の畑産のえんどう豆(うすいえんどう)など。 昼御飯は、玉子の澄まし汁を作って、稲荷寿司をいただく。 午後もお仕事。 休憩に、これまた実家から届いた柏餅を食べる。

夕食には、さっそく豆御飯を作った。 昔はあまり美味しいものとも思っていなかったのだが、 最近はけっこう作る。 歳をとると、味覚は基本的になつかしさで決まってくるように思う。

稲荷寿司の他にも、 高野豆腐の煮物とか筑前煮とか小鰯の梅煮などが入っていたので、 夜は母の手製の料理でありがたく冷や酒などいただきながら、 「舌鼓ところどころ」(吉田健一著/中公文庫)を読む夜。 つましやかながらも今日も良い一日だった。