「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/09/14

月曜日

さて、また一週間が始まった。ようやく少しは涼しくなってきたが、シャツ一枚の上に何か上着を着るには暑過ぎる。

夕方退社。帰宅して、また今夜も秋刀魚を焼く。あはれ/秋かぜよ/情あらば傳へてよ/—男ありて/夕餉に ひとり/さんまを食ひて/思ひに耽る、と。なんだかんだと言って、やはり佐藤春夫は心の詩人であるなあ……。それはさておき、たっぷりの大根おろしと酢橘。他に冷奴(茗荷、鰹節)、梅干し、御飯、油揚げと若布の味噌汁。

読書は、「幻の森」(R.ヒル著/松下祥子訳/ハヤカワ・ミステリ 1667)、「エラスムス=トマス・モア往復書簡」(沓掛良彦・高田康成訳/岩波文庫)など。