「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/10/08

秋と老眼

寒露。まだ今週も来週も夏日があるようだが、朝は涼しくなった。ラジオで「古楽の楽しみ」を聞き流しつつ、商声清脆トシテ管弦秋ナリ、と口遊む朝餉。

通常通り出社。何故だか今週は長く感じる。もう週末のような気がするのだが、まだ中日。ところで、最近老眼が進んで、(近眼用の)眼鏡を外しても手元が見難くなってきた。いよいよ老眼鏡を使うべき時がやってきたかも知れない。

但ダ喜ブ暑ノ三伏ニ随ツテ去リヌルコトヲ、知ラズ秋ノ二毛ヲ送リテ来タレルコトヲ。(訳:暑さが三伏の時期にしたがって去ったことをただ喜んでいたら、白髪を私に送ろうと秋がやって来たことに気付かなかったよ。)

帰宅して風呂。湯船で「大坪砂男全集1 立春大吉」(大坪砂男著/創元推理文庫)より、「暁に祈る」を読む。鶏レバの山椒煮で赤ワインを少々ののち、夕食の支度。韮玉丼、沢庵、油揚げと葱の味噌汁。

夜の読書は「誘拐作戦」(都筑道夫著/創元推理文庫) 、「夏目漱石全集7」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「思い出す事など」。