10月も終了。もう、来年の手帳とか、御節料理とか、源泉徴収とか、そんな言葉が飛び交い始める頃。
夕方退社して、帰り道の肉屋で焼き鳥を買って帰宅。近所に焼き鳥を売っている店が(スーパー以外に)二軒あって、片方は肉屋、もう一方は鶏肉屋である。もちろん鶏肉専門の後者の方が美味しいのだろうと思うところだが、何故か肉屋の方が私の口にはあう。それに肉屋では、焼きトンも一緒に買えるのだ。今日は焼き鳥以外に豚レバ(タレ)も買った。
風呂に入ったあと、串を網で焼き直したり温め直したりして、南アフリカ産の安物の赤ワインでいただく。つつましやかでささやかな幸せを噛み締める週末。のち、かけうどん。具は刻み葱たっぷりと茹で卵。
「黒い白鳥」(鮎川哲也著/角川文庫)を読んだり。いい秋の夜だ。連休は P.D.ジェイムズの「女の顔を覆え」にじっくり取り組もうと思っている。