今日もいい天気だ。このまま夏になるのだろうか。
夕方退社。爽快な気候なので歩いて帰る。近道するため東京ドームシティの中を通り抜けたら、ものすごい人出で後悔。ドームで何かコンサートがあるのが主因らしかったが、その群集を抜けても、各レストランの前にはどこも行列が出来ていて、どの店も山ほど人が入っている。これは昭和の言葉で言うところの「花金」という奴なのか、それとも平成の言葉で言うところのアベノミクスなのか、どうやら世間は好景気に沸いている。
帰宅して風呂に入り、湯船で「美食ミステリー傑作選」(小鷹信光編/河出文庫)よりC.P.ダネルの「殺人料理」とJ.コリアの「完全犯罪」を読む。この「殺人料理」のテーマは、確か栗本薫の伊集院大介ものの短篇でも読んだことがあるような。コンドンの「オパールは死の切り札」でも同じ趣向が出て来たかな。
週末なので料理はお休み。湯上がりに、作り置きの胡瓜揉みで一服してから、出来合いの餃子を三つずつ茹でては食べ、茹でては食べ。お供はベルギーの白ビール。「ウォール・ストリート第三金曜日」(G.ベラック著/石森康久訳/新潮文庫)を読了。特に酷くもないが良くもない。