「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/05/16

晩酌と依存症

ようやく週末に辿り着いた。また激しく気温が上がって、今日は夏日。ただでさえ老眼が進行中の目を守るため、サングラスをして家を出る。

昼休憩に古本屋で「兆民先生・兆民先生行状記」(幸徳秋水著/岩波文庫)を買おうかと思ったが、けっこう高い。いずれ百円均一棚で出会うこともあろうと思い、見送り。

夕方退社して帰宅。風呂に入ってから、晩酌。ピーマンの胡麻油炒めを胡桃味噌で和えたものと、実家から送ってもらった蒲鉾に山葵醤油で、ビールを一杯だけ。Wikipedia の「晩酌」項目によれば、看護学の教科書には「晩酌行動の大半は、明らかに精神依存と見なせる」と書かれているそうだ。「明らかに」とまで言うか。私の晩酌とは、ビール一杯(350 ml)か、日本酒五勺(90 ml)か、ワイン一杯(125 ml)程度なのだが、よくよく気をつけねばなるまい。ただでさえ物忘れなど老化が進んでいるのに、この上に依存症では、山田風太郎の言うところの「アル中ハイマー」になってしまう。

のち、作り置きのトマトと人参のカレーでカレーライス。うまい。いただきものの葡萄を少々。