「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/09/27

ペシミズム

曇り空。8 時間以上は眠っているのだが、まだまだ寝たりない。 珈琲で目を覚ましてから、朝食の支度。 納豆、胡瓜の糠漬、豚汁、御飯。 お弁当を作って出勤。冷蔵庫の中身の事情で、 じゃこと梅干しだけの日の丸弁当。

季節の変わり目は調子がでないなあ……と言いたいところだが、 調子の良い時がだんだんとなくなって行くことが、まさに年をとるということかな。 昼食は持参の清貧弁当。 昼休憩に新刊書店で 「人間とは何か」と 「不思議な少年」(どちらも、マーク・トウェイン著/中野好夫訳/岩波文庫) を買う。 トウェインって晩年にはこんなにペシミスティックになってしまったのだなあ、 という語られ方をするけれども、 最初からペシミスティックだったような気がする。 午後はミーティングなど。 夕方、退社。帰り道に近所で食材を買う。 鯖が安い。

帰宅して夕食の支度。 メインは鯖。 私は青魚好きで、特に秋刀魚と鯖と鯵さえあれば、とりあえず OK だ。 他の好物も、大根とか、豆腐とか、皮蛋とか。 育ちの卑しいせいだろうとは思うが、非常に経済的な嗜好で良かった。 鯖の塩焼き、大根おろしで、酒を五勺。 そののち、豚肉と大根の千切りとしめじと舞茸を土鍋に茹でて、 饂飩をしゃぶしゃぶ風に食す。 つけ汁は生醤油に酢橘を一個分、搾ったもの。 夜は「人間とは何か」を読んだり。