「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/05/18

漬物と祖母の思い出

朝から不穏な空模様。 珈琲、苺、ヨーグルトのあと、御飯を炊いて、だしを引き、 目刺し、大葉入りの納豆、胡瓜の糠漬、小松菜の味噌汁、御飯。 気温が上がってきたせいか、糠床も元気が良さそう。

ふと思い出したのだが、昔、実家には当然ながら糠床があった。 私の記憶では、確か、その上に漬物石が乗っていた。 しかし、糠漬には重しはいらないはずだ。 うーむ、記憶違いなのか、それとも糠漬でも重しを乗せると良いことがあるのか。 ちなみに、一緒に暮らしていた母方の祖母が漬けていたのだが、 本人は漬物の類が嫌いで、自分では口にしなかった。 代わりに、祖母だけ径山寺(金山寺)味噌で茶粥を食べているのが、 毎朝の風景だったっけなあ。

お弁当を詰めて出勤。 人付き合いがほとんどないもので気付いていなかったが、 どうやら風邪が流行しているらしい。 社員にも体調を崩している人が多い。 昼食は持参のお弁当。 塩鮭のあら、ポテトサラダ、茹で卵、顧望と人参のきんぴら、御飯。 一瞬、猛烈な雨が通り過ぎて行ったが、そのあとは晴天。夏が来た。

夕方退社して、近所のベルギービール屋にて軽めの夕食。 帰宅してお風呂に入り、湯上がりにオレンジを一つ。 夜は「悪魔の手毬唄」(横溝正史著/角川文庫)を読んだり。