「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/10/15

子母沢流うどんすき

午後から雨が降り始めた。 夕方の帰宅時には既にかなり強い雨。 明日の朝あたりに、巨大台風が直撃するらしい。 なんだかわくわくするなあ。

帰宅して風呂に入ってのち、夕食の支度。 夕食は子母沢寛の「豚肉のうどんすき」。 鍋に湯をたぎらせ、これに豚肉を入れ、 ぐたぐたと煮立てた中へ、うどんをさっと入れて、 玉がくずれてさらさらとなったところをつまみあげて下地をつけて食べる、 というものである。 うどんの茹で加減がポイントで、芯まで熱くならない程度にさっと茹でるのだそうだが、私は特にこだわらない。 また、下地は醤油一、味醂一、昆布だし四の割合が直伝らしいが、大根おろしに生醤油もいいと思う。

晩酌は激しい雨音を聞きながら、ブリー少々を肴に、シャルドネを一杯だけ。 ラテン語の不規則変化動詞の暗唱用のカードを作り、また、 「酒の肴・抱樽酒話」(青木正児著/岩波文庫)を読む。いい夜だ。