「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/10/01

ドロシーとダンテ

季節の変わり目で暑いような寒いような妙な天気が続く。 おかげで身体に疲れがたまっているのだろうか。 思いがけず寝坊して、お弁当作りに力を入れよう計画がいきなり挫折。 でも、冷凍しておいた秋刀魚ごはんを電子レンジで温め、 作り置きの惣菜を適当に詰めて、つまり、いつものお弁当を作り、出勤。

何とかいつもの時間に出社できた。 夕方退社。気温はそれほどでもないが、湿度が高くて、秋の空気ではない。 帰宅して、お風呂に入ってから夕食の支度。 秋鮭の塩焼、里芋の煮物、冷奴(茗荷、生姜)で、いただきものの冷酒を五勺。 矢鱈にうまい。送って下さった方、ありがとう……。 のち、徳島製粉の「金ちゃんラーメン」(細葱、蒸しブロッコリ)。 食後に巨峰を少し。

夜はラテン語の勉強をしたり、ダンテの「神曲」を読んだり。 「神曲」関連の本を読んでいると、これこれの箇所はドロシー・セイヤーズの英訳と注釈によれば、 などという記述がたまに出てくるのだが、「ひょっとして」と思って調べてみると、 やはり推理作家のドロシー・L・セイヤーズと同一人物だった。 ところで、彼女自身によれば、彼女が創造した探偵ピーター・ウィムジィ卿はフレッド・アステアとバートラム・ウースターのミックスらしい。 ほとんど記憶にないのだが、そんなに素敵なものだったかなあ。今度、どれかを再読してみよう。