また十時間睡眠。
昨夜は食べ過ぎたので、
朝食は珈琲、ヨーグルト、いただきもののドライフルーツのパウンドケーキを一切れ。
朝風呂に入って、湯船で
「幸福について」(ショーペンハウアー著/橋本文夫訳/新潮文庫)
を読む。
「ところがわれわれは、
一日一日が人生の主要な部分であり、したがってかけがえのない部分だということを忘れて、
むしろ個別が総体概念に含まれるのと同じ具合に、
一日一日が一生のなかに含まれているように考えている。……」。
一日が一生の中に含まれているというよりは、
一生が一日の中に含まれている、と考える方が、
そもそも事実として正しいのかも知れないなあ。
午前中は五月の清算、
お風呂のそうじ、
ゴミ出しの準備などの家事。
御飯を炊いて、煮干しでだしを引き、
しらすに自家製ポン酢、菠薐草のおひたし、
茄子の糠漬、御飯、じゃが芋の味噌汁。
食後しばらく昼寝。
午後は寝床で
「モンテ・クリスト伯」(A.デュマ著/山内義雄訳/岩波文庫)
を読んだりしてから、食材の調達。
またお風呂に入って、湯船で
「いぬはミステリー」(A.アシモフ著/小梨直訳/新潮文庫)より
R.スタウトの「真昼の犬」を読んでから、
夕食の支度。
冷やしトマトに大葉と胡麻油のドレッシング、
冷奴(生姜)、
そして今日のメインは子持ちくろがしらの煮付け。
茗荷と油揚げの味噌汁、御飯。
食後に薄めの珈琲、いただきもののパウンドケーキを一切れ、
パイナップルを少々。
今日も良い一生だった。