「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/08/26

長いような短いような

雨がちの一日。ようやく熱帯夜から開放されたようだが、さほど気温が低いわけではなく、気味悪く蒸し蒸しとする。秋の爽やかさな冷気が待ち遠しい。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。胡桃味噌のもろきゅうでビール。のち、ゴーヤチャンプルー、御飯、韮の味噌汁。食後にパイナップルを少々。

「グリーン家殺人事件」(ヴァン・ダイン著/井上勇訳/創元推理文庫)。「夏目漱石全集6」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「彼岸過迄」。

ちょっと前から、漱石の小説で主人公が占い師のお婆さんに「長いような短いような太いような細いようなものに気をつけなさい」と言われるのって何だっけ、「夢十夜」かな、と思っていたのだが、「彼岸過迄」だった。ちなみに正しくは、「あなたは自分のようなまた他人のような、長いようなまた短かいような、出るようなまた這入るようなものを持っていらっしゃる」