「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/03/06

魚のサンドウィッチ

水曜日はお弁当休みの日なので、 昼食は近所の欧風カレー屋さんにて。 神保町には「欧風カレー」を名乗る店が何軒かあるのだが、 私は某G店の辛口が好きだ。 あまり人気がないのか、昼時でも大抵入れて結構だ。 新刊書店で、 復刊されていた「エピクロス ―教説と手紙―」(出隆・岩崎允胤訳/岩波文庫) などを買った。夕方退社。

夕食は、鯖と茹で卵と紫玉葱のサンドウィッチ。 買い過ぎたパンを消費するため。 子供の頃は、ツナだけは例外として魚のサンドウィッチなんてありえないと思っていた。 そんなものを作って食べるのは、「探偵物語」くらいである。 しかし、青春時代のある日、新宿の某高層ホテルの一階に入っていたショップで初めて口にして (鰯の酢漬けと茹で卵のサンドウィッチだった)、 「なんじゃこりゃあ!」的に感激して以来、 自分でも作って良く食べる。 私は青魚の酢漬けが一番好きだが、サーモンの類もいいし、 魚卵系も悪くない。

青魚の酢漬けのサンドウィッチには半熟の茹で卵が必須な気がする。 固茹でを薄切りにしたりしないで、 半熟のを一つまるごとそのままとか、 せいぜい縦半分に切ったくらいのを、 雑で無造作な感じにぐしゃっと挟んでいただきたい。

しまった、今日も食べ物のことばかり書いてしまった……