「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/04/13

柝の音

ああ良く寝た。 珈琲で一服してから、朝風呂。 最近の湯船の読書は、マクロ経済学の入門書。 午前中は、 「クイーンズ・コレクション1」(E.クイーン編/ハヤカワ・ミステリ文庫)より、 中編「殺人鬼はどの子?」(R.スタウト著/山本やよい訳) を読んだり。

昼食は御飯を炊いて、 塩鯖、冷奴(茗荷)、大葉入りの卵焼き、胡瓜の糠漬、もやしと葱の味噌汁。 食後しばらく昼寝。少しのつもりだったのだが、たっぷり二時間。 午後は歌舞伎関係の資料や、 「歌舞伎はともだち [入門編]」(柝の会&ペヨトル工房編/ペヨトル工房 夜想EX) を読んで気分を盛り上げる。 一応、黒っぽいスーツを着てネクタイを締めて、出動。

夕方から銀座に出て、長らくお久しぶりの歌舞伎座へ。 「辨松」のお弁当を買って、夜の部を観劇。 「盛綱陣屋」と「勧進帳」。 三年間に渡る改装工事を終えての柿落しということで、 歌舞伎と言えばこれ、という定番の演目がしばらく続きそう。 今月の朝の部には「熊谷陣屋」、昼の部には「弁天娘女男白浪」など。 来月は「寺子屋」、「三人吉三」、「先代萩」、「郭文章」、「二人道成寺」など。 毎日が豪華御節料理みたいな感じではあるが、それもまたよし。 折角なので、幕見なども利用してできるだけ観に来るかなあ。