「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2013/07/30

薬味鮨

昨年からだろうか、うちの猫が、夏になると横に寝転がったまま水を飲む技を身につけたのだが、 これは日本の夏が過酷になっているせいなのか、 猫が賢くなっているのか、または歳のせいで堕落してきているのか。 ちなみに、キャットフードの方は普通に箱型に座って食べている。 そんな年老いた堕落猫のキャットフード代を稼ぐために、今日も出勤。

昼休憩に新刊書店で 「独習者のための楽しく学ぶラテン語」(小林標著/大学書林) を買った。 「はじめてのラテン語」(大西英文著/講談社現代新書)で、 大体ラテン語文法の雰囲気は分かったので、 いよいよ教科書できちんと勉強しようかと。

夕方退社して、食材など買い求めて帰宅。 お風呂上がりに、鶏砂肝の大蒜オイル煮を肴に、冷えた贋ビールを飲んで、庶民のささやかな口福を満喫。 その間に御飯も炊けたので、支度にかかり、 メインは薬味だけの貧乏ちらし寿司(茗荷、生姜、胡麻、大葉、ちりめんじゃこ)と、大和芋のとろろ汁(浅葱)。 歳のせいか、薬味の類が好きになってきて、 薬味だけのちらしも結構ご馳走だし、茗荷の握りとか乙なもんだな、と思う。 山葵巻きなんてのも悪くない。 食後にオレンジを少々。

夜は、ラテン語の勉強をしたり、 "And be a villain" (R.Stout 著/ Bantam Books) の続きを読んだり。