「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/09/24

秋の味覚

今朝は良い天気。気温も高いが、湿度が低いせいで過し易そう。 珈琲、ヨーグルト、巨峰ジャムののち、 納豆、胡瓜の糠漬、大根と油揚げの味噌汁、御飯。 お弁当を適当に詰めて出勤。

土曜も日曜もゆっくり休めなかったので、低調な月曜日。 でも、今夜はまた秋刀魚を焼いて、大根おろしをたっぷり添えて、 御飯はきのこの炊き込み御飯にするぞ、 とか思うことで、乗り切ることにする。 昼食は持参の、梅干しと湯葉ふりかけの清貧弁当。 昼休憩に新刊書店で 「ディミター」(W.P.ブラッディ著/白石朗訳/創元推理文庫) などを買う。 午後は論文を読んだり、神保町を彷徨いながら考え事をしたりして、夕方退社。 空が急に真っ黒な雲で覆われ出した。雨に降られないよう、家へと急ぐ。

帰宅して夕食の支度。 まず、だしを引き、 酒と薄口醤油で調味したものでしめじと舞茸と油揚げを煮て、煮汁と具に分けておく。 この煮汁で米を炊き、米肌が見える頃に具とあわせるのである。 冷奴でヱビスビールを始め、落ち着いたところで次は秋刀魚を焼く。 焼き立てに酢橘を絞り、たっぷりの大根おろしと。 うまい。 しかし、今日はこれからさらに、炊き込み御飯が待っている。 秋刀魚を食べている間に炊き上がった。 しめじと舞茸と油揚げの炊き込み御飯に、三つ葉の赤だし。 食後に冷やした梨を一つ。

貧しく侘しい食卓ながらも、秋の味覚を満喫。 つつましやかな人生にも、秋の実りはやってくる。