「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/09/01

未来予測

今日と明日は暑さも少しは控えめらしいが、騙されるな。 ねこ予報によれば、来週も 27 度 34 度のアイスクリーム日和は続く。 8 時過ぎまでたっぷり寝てしまった。 珈琲とヨーグルト、自家製の巨峰ジャムで目を覚まし、 洗濯をしてから、朝風呂。

湯船で「ワーク・シフト」(L.グラットン著/プレジデント社) を読み始める。 一種の未来予測本だが、 人々の働き方の問題を中心にしているのと、 対象が 2025 年という非常に近い未来であるからか、わりと穏当。 十年先程度ならその未来はもう現在に偏在していて、 ある程度自由な働き方をしている人にとってみれば (例えば弊社のような零細スタートアップでは皆そうだが)、 「20 分後の未来」くらいの距離感かも知れない。

未来予測と言えば、「2050 年に日本の GNP は韓国の半分になっている」 という宣伝文句で英エコノミスト誌「2050 年の世界」も話題になっているようだ。 しかし「ワーク・シフト」の方では、 「2050年の世界」のようにデータから「予測」の真似事をしようするのではなく、 変化の鍵になりそうなテーマを挙げて、 色々な人に近未来を想像してもらった「ストーリー」を中心にしているのが特徴。 つまり、実際のところは予測ではなくて、 あなた自身は仕事や人生をどうしていきますか、という問い掛けの形になっている。 そのせいもあって、比較的に刺激の少ない凡庸な内容ではあるが、 未来とは本質的にそういうものなのかも知れない。 今世紀半ばには日本は大没落してるぞ!とかグラフの外挿をするのはエキサイティングかも知れないが、 十年後の自分はどんな働き方をしているだろう、それは幸せな生き方なのかなあ、 といったことを考える方が良いような気がする。

昼食は、塩鮭、オムレツ、茄子の糠漬、しめじと長葱の味噌汁、御飯。 他の品目からして卵料理はだし巻にするのが普通なのだが、 オムレツをしばらく作っていなかったので練習のため。 そのあと昼寝。また二時間くらい熟睡。 午後も読書など。 夕方になって、近所のスーパーに買い出し。 北海道産の秋刀魚が一匹500円……。鯖にしとこ。

夕食の支度をしながらの夕食。 冷やしトマトと胡瓜、冷奴(茗荷と生姜)で、冷酒を五勺ほど。 続いて、豚挽肉とレタスのオイスターソース焼きそば。 食後に小さなデラウェアを一房。