「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/07/01

味わい

朝、起きると熱もかなり下がっていた。言わゆる微熱。 朝食は珈琲とヨーグルトだけ。 着るものがなくなるので、やむなく洗濯。 そのあとは寝台で安静にして 「ゲーデルに挑む」(田中一之著/東京大学出版会) を読む。

昼食は御飯を炊いて、塩鮭の切り身を焼き、 他に納豆、隠元の胡麻和え、茄子の糠漬、切干し大根と油揚げの味噌汁、 という普段の朝食メニュ。 食後に二時間ほど昼寝。 午後も同じ調子で過す。 第一不完全性定理の主張のところまで読んだ。 やはり原典というものは味わい深い。 夕方から外は雨。

夕食の支度。 軽井沢土産にもらったソーセージ、酢漬けキャベツ、実家産の玉葱とじゃが芋、 ローレル一葉を鍋に入れ、塩胡椒しただけのポトフ。 そのあと、塩豚を使ったカルボナーラ。 夜も安静に過す。まあ、安静に暮らしているのはいつもと同じだが。 「ほろにが菜時記」(塚本邦雄著/ウェッジ選書)、 「十蘭錬金術」(久生十蘭著/河出文庫)より「勝負」。