「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2012/06/04

行列マジック(出題)

どうしてこんなに良く眠れるのだろう。 珈琲、苺ジャム入りヨーグルト、バナナのち、 目刺し、納豆、蕪の糠漬、ピーマンの味噌汁、御飯の朝食。 お弁当を詰めて出勤。 昼食は持参のお弁当。 キャベツとロースハムのケチャップ炒め、大葉入りのだし巻き卵、 高野豆腐の煮物、新玉葱の酢漬け、御飯。 昼休みに新刊書店で 「十蘭錬金術」(久生十蘭著/河出文庫)を買った。 午後は、三人だけで起業されたハッカー系スタートアップの CEO, COO を迎えて、ミーティング。 夕方退社。 夕食は、キャベツとロースハムのケチャップ炒めの残り、 冷奴、蕪の糠漬、切干し大根と若布の味噌汁、御飯。 風呂上がりにネーブルオレンジを一つ。

今日のパズル。 1 番から 100 番の背番号をつけた生徒が、 背番号と無関係に勝手な順番で、10 行 10 列に並んでいる。 ここでまず、各行について背番号の大きい順に並び変える。 そのあと、各列について背番号の大きい順に並び変える。 すると、必ず、各行についてもまだ大きい順に並んだままになっていて、 行と列の両方について大きい順に並んでいる。 (本当です。嘘じゃないです。) このことを証明して下さい。

2012/06/03

A/Bテストを乗り越えろ

日曜日は家事の日。 珈琲、苺ジャム入りヨーグルト、バナナの朝食。 洗濯と紙類の片付けのあと、朝風呂。 昼食は御飯を炊いて、卵かけ御飯、焼き鮭、冷奴、蕪と胡瓜の糠漬、新玉葱と若布の味噌汁。 午後は昼寝ののち、家事のあれこれ。 主に掃除と、料理の仕込み。 夕食は作りおきのポテトサラダ、カレーライス、蕪の糠漬。 風呂上がりに、ネーブルオレンジを一つ。

二つの案のどちらかを選びたいときに、言わゆる「A/Bテスト」を使うことがある。 例えば、オンライン商店を作りたい。そのページのデザインとして A案とB案が Web 担当者からあがってきた。 どちらにしよう。多くの場合は、社長とか偉い人が「ピンと来た!Bで行こう」とか決めるのかも知れないが、 実証を重んじる場合には、両方試して比較しよう、ということになる。 Web ショップなら、ほとんどコストをかけずに同時に両方試せる。 二通りのページを作っておいて、接続してきた客を半々の確率でランダムに振り分け、 しばらく様子を見て、うまく行っている方を選べばよい。 これがA/Bテストである。 最近、これより「はるかに良い」方法が この blog 記事 で紹介されて、話題になっている。 "Multi-Armed Bandit" と呼ばれるもので、 Microsoft 研究所の プロジェクトがネタ元のようだ。

非常に易しいので、ここに紹介しておこう。 訪れた客に対して、(例えば)1 対 9 の割合でランダムに「調査モード」か「開拓モード」かを決める。 「調査モード」になった場合は通常のA/Bテストと同じく、A案とB案を半々の確率で提示する。 「開拓モード」の場合はその時点まででうまく行っている方の案を提示する。 これだけ。 この方法だと、A/Bテストに比べて、良い案の方がより多く提示される。 実際、Web コマースの言葉で言えば、常にコンバージョン率の期待値がより高い。 しかし、A/Bテストを打ち負かした、かと言うと、そうでもない。 極端なケースを少し想像してみれば(例えば、1 対 9 ではなくて、1 対 999 なら?)、 この方法は上の長所と引き換えに、二案を比較する能力そのものが劣化していることに気付く。 実際、統計的に有意な結果を得るまでに余計に時間がかかる (興味のある方には、例えば、 こちらの blog に詳しい説明がある)。 つまりこの方法には良い面もあるが、悪い面もあり、 特に統計的有意性の判断に関わるだけに判断はデリケイトである。

最初にリンクした話題の blog では、「そんなに簡単で強力ならどうして皆こちらのアルゴリズムを使わないのか」、 という疑問に対して、「ほとんどの人には統計学は理解できないし、 理解できないものも機械学習も信用しないからなんだよね」、と言った感じのことが書かれているが、 少し違うと思う。 統計学は強力ではあるが微妙なツールなので、一面だけの良い数字に飛びつくのは危険だ、 という程度のことは、(統計や数学に詳しくない)開発者も認識している、 ということなんじゃないだろうか。

2012/06/02

積読本と茄子の糠漬

ああ良く寝た。 ちょっと寝過ぎたので朝食は珈琲、苺ジャム入りヨーグルト、バナナだけ。 午前中は朝風呂に入ったり、 積読本の一冊 "Nerds on Wall Street (Math, Machines, and Wired Markets)"(D.Leinweber著/Wiley) を読み始めたり。

早めの昼食は、鮭と卵と長葱の炒飯、菠薐草のひたし、茄子の糠漬、葱と大葉のスープ。 茄子の糠漬の切り口の鮮やかな紫色は初夏の風物詩だなあ……。 特に発色の工夫はしていないのだが、 切り口の綺麗な紫に驚いた。 茄子と胡瓜の糠漬は様々な料理の中でも美しさで際立っていると思うのだけれども、 ローカルな美的感覚だろうか。 食後しばらく昼寝。 二時間ほどで無理矢理起きたが、まだまだいくらでも眠れそう。 煎茶で目を覚まし、 午後も本を読んだり、料理をしたり。 ポテトサラダを仕込み、豚肩ロース肉のブロックを塩豚にする。

夕食は作っておいたポテトサラダと、スパゲティ・ナポリタン。 湯船の読書で、これまた積読本の一冊、 "A Short History of Decay"(E.M.Cioran著/Penguin) を読み始める。 風呂上がりにネーブルオレンジを一つ。 今日も何事もない静かな良い一日だった。

2012/06/01

ほつれ髪の女

涼しくて良く眠れ過ぎて、寝坊。 いつもの朝食のあと、慌ててお弁当を作って出勤。 特に慌てる必要もないのだが、何だかあたふたしてしまって、 うっかり、ねこふんじゃった。 それでも出勤したらオフィスに一番乗り。 と思ったら、デスクの下で寝ている社員がいた。 昼食は持参のお弁当。 キャベツとハムのケチャップ炒め、半熟茹で卵、 菠薐草のおひたし、新玉葱の酢漬け、昆布の佃煮、御飯。 夕方退社して、蕎麦屋で季節の天ざるの夕食。 そのあと、渋谷に移動。

渋谷の Bunkamura で 「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」 を観る。 ダ・ヴィンチの絵も良かったが、十五、六世紀あたりの本が展示されていて興味深かった。 五百年前の本は残っているけれど、 これから五百年後のデジタルデータは残っているのだろうか。 全部残っていて、そのあまりの膨大さに困っているのだろうか。 それとも、貴重なものだけが残っていて、 残っているが故に貴重なのだろうか。 または、 時の流れに篩にかけられることもなく、 どれも事実上無意味なデータなので、かえりみられることもないのだろうか。 それとも、何か素晴しい情報処理手段を見つけているのだろうか。