「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/02/26

まぐちゃと山葵

朝から終日雨。最近春の陽気だったのだが、また急に寒い。季節の変わり目のせいか体調がもう一つ。オフィスのメンバも今週は毎日誰かが倒れている感じ。

夕方退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。だし巻き玉子で冷酒を五勺ののち、「まぐちゃ」、すなわち鮪のお茶漬け。鮪を醤油、味醂、酒で三十分ほど軽くヅケにして、山葵と焼き海苔に煎茶。関西人としては「まぐちゃ」よりも「たいちゃ」の方がずっと好みなのだが、たまには悪くない。

最近、ささやかな贅沢として本物の山葵をその都度おろしているのだが、思っていた以上にコストが高い。実際、大抵の場合、山葵を添える食材自体より高価だ。まったく「ささやか」では済まない贅沢であることに気付いたのだが、一度慣れてしまうと後戻りできないタイプの贅沢で、少々困っている。