「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/02/22

食べる器

朝から小雨が降っている。朝食は珈琲、ヨーグルトののち、餅を焼いて焼き海苔と醤油で。朝風呂に入って読書など。

早めの昼食は、昨夜の残りの縞鰺の刺身をヅケにしておいたものを使って、縞鰺の茶漬。午後も家事あれこれの合間に読書。「おとこ料理讀本」(矢吹申彦著/平凡社)。この本の「食べる器」の部を読むと、食器への欲望がむくむく湧いてきて良くない。

私が持っている食器なんて、披露宴の引出物の皿とか実家からもらった椀とか、そんな半端なものばかりだ。まともな器が欲しくなってくるのだが、伊万里染付大皿や織部の長皿を入手したところで他の食器と釣り合わないし、独り者の侘び住まいに不相応だろう。なやましい。

夕食のメインは、豚肉の生姜焼き。ポテトサラダ、キャベツの千切り、御飯、豆腐の味噌汁。蜜柑を一つ。夜は「チャーリー・モルデカイ4」(K.ボンフィリオリ著/三角和代訳/角川文庫)を読む。