「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/11/06

安吾のカタカナ

今日も一日ずっと曇り空。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。秋刀魚の生姜煮、里芋サラダ、長芋とろろ御飯、韮の味噌汁。いただきものの柿を一つ。となりの客は良く柿食う客だ。

夜の読書は「日本探偵小説全集10 坂口安吾集」(創元推理文庫)より「不連続殺人事件」など。安吾の変なカタカナ使いはどうにかならないものか。「ヤッコ豆腐」や「鯉のアライ」くらいなら許せるが、「ローたけき聖処女」にはさすがに驚いた。

他に、「誰でもない男の裁判」(A.H.Z.カー著/田中融二他訳/晶文社)より表題作、「漱石全集8」(夏目漱石著/ちくま文庫)より「道草」。