「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/11/12

吉例顔見世

早く退社して、歌舞伎座へ。十一月「吉例顔見世大歌舞伎」の夜の部を観劇。「鈴ヶ森」、「勧進帳」、「義経千本桜(すし屋)」。顔見世とは言えあまりに定番過ぎるような気はするが、染五郎の弁慶は初役だし、菊五郎のいがみの権太はちょっと観たいなと。幕間の食事はすしと生ビールにしよう。よしよし。

歌舞伎の「顔見世」と言うと京都の南座が有名なので年末の風物詩という気がするが、江戸時代には歌舞伎俳優の契約期間は十一月から翌年十月までの年単位だったそうで、その意味では十一月こそ正しく顔見世舞台の月ということになるのかも。