「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2016/01/13

墨染の桜

谷崎源氏で浮世の無常を味わいつつ、出勤。「心あらば」の一言だけで古今集から陰に引用されている「深草の野辺の桜し心あらばことしばかりは墨染に咲け」にじーんとしたり。墨染に咲け、かあ……そういう心持ちがする春もあるよね。

夕方退社。帰宅してまず風呂。湯船の読書は "Different Seasons"(S.King / Signet)より "Rita Hayworth and Shawshank Redemption". 英語の本は読むのに十倍くらいの時間がかかるので、短篇でもなかなか読み終わらない。

夕食の支度。おからの煮物、きのこの和風マリネで冷酒を五勺。のち、豚肉の味噌漬焼き、キャベツの千切り、切干し大根の味噌汁。