「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/02/26

「美味礼讃」と「美味礼讃」

今日も温かい。出勤してお仕事。水曜日なので昼は外食。スープカレー屋にて。

帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。御飯を炊く間に、牛筋大根の残りで冷や酒を五勺ほど。蕪の葉と魚肉ソーセージのサラダ、若布と油揚げの味噌汁、卵かけ御飯にしらすと自家製ポン酢。食後に蜜柑を一つ。

夜は読書など。「美味礼讃」(海老沢泰久著/文春文庫)を読了。辻静雄の伝記的小説。商売敵の嫌がらせがちょっとあるだけで基本的にはどんどん成功するだけなのだが、面白く読めた。「美味礼讃」の次は「美味礼讃」(ブリア-サヴァラン著/関根秀雄・戸部松実訳/岩波文庫)を読む。

ブリア-サヴァランの「美味礼讃」からの引用は良く知られている。例えば、「どんなものを食べているか言ってみたまえ。君がどんな人であるかを言いあててみせよう」とか、「新しい御馳走の発見は人類の幸福にとって天体の発見以上のものである」や、「だれかを食事に招くということは、その人が自分の家にいる間じゅうその幸福を引き受けるということである」など。

しかし、それは全て序文の前にある僅か 2 ページほどの「アフォリズム」 からの引用である。実際、「美味礼讃」の中身を読んでいる人はあまりいないのではないかなあ。色々と面白いことが書いてあるのだが。