「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2014/02/12

アリガト

今朝も寒い。いつもの朝食のあと出勤。 水曜日なのでお弁当はなしで、近所のインドカレー屋にて。 昼休みの間に「ワインは死の香り」(R.コンドン著/後藤安彦訳/ハヤカワ文庫)を読了。

「ワインは死の香り」はなかなか愉快な傑作だった。 ギャンブル狂の元英国海軍大佐が莫大な額の借金を返すために、 一万八千ケースという大量の高級ワインを盗み出すお話。 主人公のスノッブぶりと、コミカルなストーリー、シニカルな視線がいい。 原題は "Arigato" で、日本語の「ありがとう」。登場人物の一人、藤川勇太二佐の台詞である。

夕方退社。帰宅してまずお風呂。湯船の読書は 「お菓子とビール」(W.S.モーム著/行方昭夫訳/岩波文庫)。

夕食の支度。今日のメインは鰤大根。ついでにお弁当用に鰤の塩焼き、漬け焼きも作っておく。 アラというものは少量では売ってくれないので、うまく使うのに苦労する。 鰤大根が沢山できてしまった。 他にしらす大根おろし、長葱の味噌汁、御飯。食後に蜜柑を一つ。