「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/12/09

索引

最近、良く眠れて困る。今日も寝坊。今年始めてコートを着て、出勤。寝坊のおかげで昼食はまた学食のかき揚げ蕎麦(非組合員 360円)。

今日は特に長いミーティングもなかったので、来週頭の講演の準備を進める。どうやら来週が今月の山だな。夕方一つ打ち合わせをして退社。帰宅して風呂に入ってから夕食の支度。蒸しブロッコリと茹で卵のサラダ、豚肉と玉葱の炒めもの、ビール。のち、卵かけ御飯、焼き海苔、豆腐と細葱の味噌汁。

夜の読書は「論語 [増補版]」(加地伸行・全訳註/講談社学術文庫)。金谷訳、貝塚訳と読んで来たが、またこれはずいぶん解釈が違う。この三人の中では、貝塚先生の解釈が一番私の好みで、先生のお人柄や教養が滲み出た注解もとてもいい。しかし、索引が全くないのが残念で、一方、この加地版は索引がものすごく充実している。語句索引、人名索引に加えて、漢字一字からでも引ける「手がかり索引」というものまでついていて、例えば「暇」という一字から、「子貢、人を比ぶ。子曰く、賜や賢なるかな。夫れ我は則ちあらず、と」が 337 ページにありますよ、と分かるのだ。語句索引と人名索引もあわせれば、「ええと、あれ何だっけ」と思ったとき簡単に調べられて、とても便利。