「夫子憮然曰、鳥獣不可與同羣。吾非斯人之徒與、而誰與。
「論語」微子、第十八、六

2015/08/04

会議の才能

行きの通勤電車では「潤一郎訳 源氏物語 巻二」(中公文庫)。「須磨」の帖を終えた。帰りの電車では、「軌道学園都市フロンテラ」(J.スロンチェフスキ著/金子浩訳/創元SF文庫)。

一日、会議室から会議室へと七つの会議を移動した会議デー。何だかものすごく仕事をした気になるのだが、おそらく錯覚だろう。しかし会議やミーティングでは、うまく行ってるね、ということもあれば、新たな問題やその予感が発覚することもあり、それが交互にやってくるので、精神的に疲れるのは事実だ。主な仕事が会議というに人は、何でもありのままに受け取れる客観性か、または、厄介な状況を何でも主観的に面白がれる能力が必要な気がする。つまり、常に一歩後ろに引けるか、または、常に一歩踏み込んで関われるか。

帰宅がやや遅くなったので、風呂より先に夕食。冷奴、れんこ鯛の開き、素麺。